~これでも仕事用です~

戦前モダニズム

戦前戦中の美男美女芸能人

当たり前ですが、どの時代にも美男美女はいます。時代によって多少流行り廃りはありますが、それでも今の時代に見ても素直に「かっこいい」「きれい」「かわいい」と思える戦前戦中の芸能人もいるわけで。 今回は一部ではありますが、それらの人を紹介したい…

ハイキック!イヴォンヌ!!

これまで、タアキイや笠置シズ子といった、全盛期の映像が残ってないがために、今となっては真価がよくわからない人について書いてきました。 しかし戦前期に活躍した「真価がよくわからない」人は他にもいっぱいいる。とくにダンサー関係は、もうさっぱりレ…

原節子の座り心地の悪さ

本ブログは戦前モダニズムが守備範囲なのですが、今まで触れてなかった大物もかなりいます。 たとえば今回取り上げる原節子。どうしても戦後に小津安二郎と組んだ一連の作品のイメージが強い彼女ですが、活躍度からすれば、「戦前」に限定しても実は文句なし…

陸の龍宮

今回のテーマは、戦前モダニズムといっても「芸能」の範疇に入れられるのかもしれないけど、ま、あくまで「建築物」ということにして話を進めます。 さて、戦前モダニズムを語る上で、たったひとつだけ後悔があるとするなら「陸の龍宮」という惹句(コピー)…

大大阪タイムスリップ觀光

阪神間モダニズム、とくに戦前の神戸のことは「ヨシミツ家の人々」という連作を通じて何度か書かせていただきましたが、モダニズム、にかんしては大阪だって負けちゃいない。それどころか戦中期まで大阪は東京とマジでタメを張る、日本が誇る大都市でしたか…

1936年の交通

戦前の交通網について書こうと思うのですが、これは正直苦手なジャンルでして、ワタシは鉄道のことも自動車のことも、詳しいとはいえません。 それでも戦前の人々がどのような交通手段を取っていたか、をわかっていただくことは意味があると思うので。 まず1…

世界で一番面白い教科書

以前「マイナス・ゼロ」という、滅多やたらに面白い小説を取り上げたことがあります。 今回取り上げる「エロス」も「マイナス・ゼロ」同様、広瀬正の作なのですが。 (あらためて念押ししておくけど、広瀬「隆」じゃないからね) それにしてもこの題名はどう…

世界で一番カッコよかった駅舎

予告です。 明日21日から「Goodlucklight 年末特大号」として全10回の大型連載をやります。 それでは本題。 子供の頃に当たり前にあったモノってね、それがどれだけ素晴らしいモノだったとしても、日常すぎて何とも思わないものです。 それが社会経験を経て…

ロッパの立ち位置

当ブログ「Goodlucklight」の第4回エントリ「エノケン!ロッパ!カサギ!」にて「戦前戦中期のタレントはこの3人を中心に書いていく」みたいなことを宣言しました。 エノケンは主演映画についてかなり書いたし、笠置シズ子のことも(ざっくりとした流れ…

笠置シズ子も、偲べない

笠置シズ子のことはハンドルネームでやってるブログにいっぱい書いたので、個人的には今更感があるのですが、戦前モダニズムを語るとなるとどうしても笠置シズ子の名前は外せないわけで。 東京の松竹歌劇のスタァがタアキイだとするなら、大阪の松竹歌劇のス…

トドのつまりの神保町

戦前モダニズムに興味がある人間にとって、神保町は最高の街です。 今ワタシは神奈川県在住ですが、都内にも数年住んでたことがあります。だから人並みには東京の繁華街の雰囲気は把握できているつもりです。 でも、どこかひとつ選べ、となると、やはり神保…

生ける時代の証人

もうずっと、誰か中村メイコに戦前の映画界のことだけに絞った聞き書きの本を作らないかなぁって思ってるんだけどね。なんならワタシがやることすら、やぶさかではない。 この間触れた「エノケンの孫悟空」は1940年の作品です。何しろ75年も前の作品なので、…

めくるめく可能性

リアルタイムではなく、あくまて過去の出来事として、戦前の世界を小説や映画にしようという試みは幾度も行われています。 といっても大半が戦争絡みであり、仮に戦争そのものを直接描いていなくても、戦時下における市井の人々、といった視点になってしまう…

スィート・アーちゃん

タレントとして成功するのに、妙な説得力があるって条件は入れていいんじゃないかと思っています。 説得ったって言葉で説得するんじゃない。仮にどれだけハチャメチャやっても、そのハチャメチャぶりに不安になりながらも、ま、これでいいよねって思ってしま…

平井英子と茶目子とグミちゃん

終戦を機にスパッと芸能界に縁を切った、実際はどこまで強固な意志があったのかはわからないけど、戦前はそれなりの活躍をしながら、戦後は一切芸能活動をしていない人は結構います。 となるとその後の消息も不明な場合もあって、没年すらわからない、なんて…

絶妙のイマタケ

以前、名取洋之助率いる日本工房が作り上げた「NIPPON」という、時代の10歩先を行った戦前の雑誌を取り上げたことがありました。 よくね、時代の半歩先を行くくらいがちょうどいい、それ以上だと大衆がついてこれなくなる、と言われます。 それを考えると「N…

阪神間モダニズム

本ブログの守備範囲である「戦前モダニズム」って言葉ね、Googleで検索してもらえればわかりますが、ほとんど建築物のことしかヒットしないんですよ。 たしかに建築物は戦前モダニズムを象徴するものには違いないんだけど、今までここで取り上げていた芸能関…

フロクという名のペーパークラフト

立体ミニチュアでもっとも身近なものといえばペーパークラフトではないでしょうか。 ペーパークラフトは世界中にあり、もちろん日本でも数々のペーパークラフトが売られていますが、実に良く出来たものが多い。 何しろ「紙」だから、耐久性は皆無だけど、手…

謎のタアキイの謎解き

先週の「謎のタアキイ」で、あえて一切触れなかったことがあります。それは「タアキイ 水の江瀧子伝」という本についてです。 著者は中山千夏。ワタシら世代には「じゃりン子チエ」での声優業が一番親しみ深いのですが、子役でデビューし、その後女優を廃業…

謎のタアキイ

以前、ワタシの芸能の戦前モダニズムの絞り方として『看板としてエノケン、ロッパ、笠置シズ子の三名を中心に見ていくのが一番わかりやすい』と書いたことがありますが、実はこれ、間違いなのですよ。 エノケンとロッパはいいとして、笠置シズ子は戦前期、有…

小林一三と野球、と阪神

本ブログを立ち上げるにあたってタイトルをね、最初ミュージックフェアみたいに「Goodlucklight!2015」にしようと思ってたんですよ。んで来年になったら「Goodlucklight!2016」になるっつー。 やっぱ、面倒だな、と思って止めたんですが、次に「Goodluckli…

小林一三という基点の基点

今日と来週、NHKにて「放送90年ドラマ 経世済民の男「小林一三」」が放送されます。 そこで「小林一三とは如何なる人物だったか」を、戦前モダニズムという観点から書こうかと思ったけど、あまりにも功績が多すぎて簡単には書けません。 その代わり、小林一…

デザインの戦前モダニズム

本ブログは戦前モダニズムがお題目のひとつですが、これまで芸能関係の戦前モダニズムしか書いていませんでした。 しかしですね、デザインの世界にも戦前モダニズムは存在しています。 今度また詳しく書きますが、戦前のデパートの広告の洗練度は極めてレベ…

エノケン!ロッパ!カサギ!

芸能という観点から戦前モダニズムを語るとなると、どうしても外せない看板があります。 さらに「東宝と松竹のモダニズム劇」に絞るとなると、看板としてエノケン、ロッパ、笠置シズ子の三名を中心に見ていくのが一番わかりやすいのです。 (ま、笠置シズ子…

泥沼の戦前モダニズム

さて、前からかなり気になっていた戦前モダニズムに本格的にハマったのは、間違いなくロンドンに行ったことがきっかけでした。 みなさんの中にあるロンドンがどういうイメージかはわかりませんが、とにかく街並みがカッコいいのです。しかも意外と小綺麗で。…