~これでも仕事用です~

ロンドンに住んだ話5

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ワタシがロンドンに滞在していたのは、もう4年も前のことです。たぶん今はいろいろ変わっていると思う。だから今からロンドンに滞在する人の参考にならないかもしれないけど、今回はわりと基本的なこと、とくに食料品の話だけに絞って書いていきます。


以前書いた通り、向こうのスーパーではセルフレジが普通です。
日本でもセルフレジを導入しているところもあるけど、イマイチ浸透してないっていうか、どうも不評のようですね。
なんか一見日本に合いそうな気がするんだけど、これはしょうがないよ。というのもセルフレジって、やっぱ、カード払いが基本でないと使いづらいと思うから。

向こうは少額でもカード払いが当たり前で、銀行のカードだってデビットカード機能がついているのが当たり前です。つまり子どもでさえカード払いができる。
現金でセルフレジはいろいろややこしい。つか向こうでも現金払いしたい人は普通のレジに並ぶからね。

さて食料品の値段ですが、向こうは食料品は非課税なので、思っているよりずっと安い。今はレートがかなり変わってるからどうかわからないけど、少なくともワタシが滞在していた頃は日本より安いくらいでした。

もちろん日本ではお目にかかれない野菜なんかも多いんだけど、決定的に違うのはハーブとスパイスの種類と値段。ロンドンの方が圧倒的に種類が多くて安い。
量もぜんぜん多いしね。だから料理にハーブやマニアックなスパイスを使うってのは当たり前になってしまいました。

肉でいえば、相違点として
日本でいうところのコマ切れ、うす切りがない
これ、店員さんに頼めば切ってくれるらしいけど、そこまではしなかった。

若干だけど、ケモノ臭がある
お年寄りに聞けば、昔の肉っぽいと。古いってことじゃなくて、かつての日本で売られていた肉は、今売られているものより、もっとケモノっぽかった、らしいです。

脂身が食えない
マズいってレベルじゃなくて、硬くて食い千切れないのです。言うまでもなく、無理矢理食っても美味くもなんともない。ワタシは脂身が好きなので結構ショックでした。
やっぱ日本って相当品種改良してあるみたいで、脂身が甘くて美味しいんです。

豚肉の種類が少ない
ぜんぜんないわけじゃないけど、少ないです。
帰国して、どうしても食べたかったのが豚の冷しゃぶ。豚の種類が少なく、コマ切れ肉もなく、ケモノ臭があって、脂身が食えない、それがロンドンの食生活だったんだから、これは当然の選択です。
友人には「意外なもの食べたがるね」と言われたけど。

ラムが幅を利かせている
日本では肉といえば「牛・豚・鶏」だけど、ロンドンでは「牛・鶏・ラム」なんですね。
それまでマトンならともかくラムなんてあまり食べたことがなかったけど、これが本当に美味い。特にラムチョップの味は筆舌し尽くしがたい。

日本でもラム肉は手に入るけど、日本で手に入るのはすべてニュージーランド産なんですな。でもロンドンでは、当たり前だけどイギリス産。
ニュージーランド産も売ってるんだけど、イギリス産と味に差があり過ぎる。つまりイギリス産の方が圧倒的に美味いんです。

日本でもイギリス産のラムを売ってくれよ、と思うんだけど、これは輸入の問題でダメらしい。ということは日本では食べられない味なんですな。

ベーコンが塩辛い
これはぜひ言っておきたい。向こうのベーコンは安いし美味いけど、塩辛いです。
だからベーコンを使った料理をする時は、塩はほぼいらない。ベーコンの塩気だけで十分です。
うっかり日本の感覚で塩を使ったら塩辛くて食えなくなります。

次にパンです。ま、パンは主食になるので重要なのですが。
向こうのパンは保存料が入ってないので賞味期限が非常に短い。なのに基本一斤単位でしか買えない。
ワタシはそこまで「パン食い」じゃないので、消費するのにひと苦労でした。

日本のフワフワもっちりのパンとは種類が違うので、食べ慣れない間は辛いかもしれませんが、これはこれでイケます。
それに向こうはスプレッド類が異様に安いのも嬉しい。日本で馬鹿高い「塗るチーズ」なんか、メチャクチャ安いです。

さてさて、これは以前も書いたけど、向こうのプライベートブランドの充実ぶりは半端じゃありません。
日本でもそれなりにプライベートブランドはあるけど、肉をはじめとする生鮮食品までプライベートブランドが揃っている。
しかも安いんだわ。ナショナルブランドに比べてたら三割くらいは安い。かといってマズいってわけでもない。

お菓子なんかも充実してるしね。安いからお土産としても最適。下手なナショナルブランドなんかだと「それ、カルディに売ってた」なんてことになり兼ねないけど、スーパーのプライベートブランドならそんな心配もない。
ただしお菓子は、味は、まァ、ね。ま、お土産なんて心が大事だから。

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