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~これでも仕事用です~

ロンドンに住んだ話6

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例によって、今までの話は上の「ロンドン」からどうぞ。
前回はスーパーでの食料品の買い物について書いたのですが、今回はレストラン、いやファストフードも含むので「外食」全般について書いていきます。

不恰好ながらも何とかコミュニケーションを取れるようになってきたワタシは、ハナから無理と諦めていた外食にもチャレンジし始めます。
とはいえ普通の、何が普通かは知りませんが、テーブルまで案内されて、そこで注文して、帰り際にチップ、みたいなレストランは、やっぱ敷居が高い。
となるとファストフードとなるのですが、これは案外早く慣れました。

というのも、以前のエントリで「行きつけのスタバが出来た」みたいなことを書いたのですが、ここでたまに朝メシを食うことがあったんです。
陳列してある中から選んで、あっためて欲しければ「ウォーム、プリーズ」というだけ。何も難しいことはない。

しかも店員さんも顔なじみだから、こっちが日本人であるのはわかってくれてるし、最大限配慮してくれる。だから心理的プレッシャーは皆無だし、間違えようがなかったのです。
だからマクドナルドとかバーガーキングとか、ああいう店にはわりと簡単に行けるようになりました。

バーガーキングは日本のとたいして変わりがないのですが、マクドナルドは結構違います。メニューも多少違うけど、一番ショックだったのがフィレオフィッシュフィレオフィッシュってワタシがマックで一番好きなメニューなんだけど、これがぜんぜん違う。

フィッシュ自体は、まァ、いうほど違わない。違うのはバンズの方。日本のようなフワフワ(フニャフニャ?)のヤツじゃなくて、普通のハンバーガーのバンズなんです。
正直これはかなりガッカリしました。

では次、レストランといいたいところですが、これは結構時間がかかりました。
本当に平気で行けるようになったのは帰国直前でね。これは心理的な壁というよりも、単純に手順が多いんですよ。

店内に入る、店員が席まで案内してくれる、座る。メニューがくる
ここまでは何の問題もない。そこからです。
まずメニューがわからない。何故かの前に別の話。

イギリスに来たからといってイギリス料理なんか食べません。イギリス料理なんてマズくて食えないとかいう話じゃなくて、そもそもイギリス料理屋はイギリス料理屋とは銘打っていない。
ま、日本でいえば○○食堂みたいなもんで、そういうのはファストフードとほとんど変わらない。

ついでにいえば、ブリティシュブレックファーストとか、フィッシュアンドチップスとか、ああいうのは話のタネに一度食べれば十分です。というかイギリス人だって別に毎日とか食ってないからね。

わざわざレストランに行くんだから、いやレストランったって、三つ星の店とかじゃないですよ。ま、チェーン店です。それでもせっかくだからイタリアンとかスパニッシュとかに行くわけですよ。
三つ星ほどじゃないんだろうけど、手順はかなりあるわけで、チェーン店だからといってたいしてマニュアル化されてるわけでもない。

チェーン店のイタリアン、日本でいえばサイゼリヤじゃないな、ラパウザとか五右衛門とかあのレベルの価格帯の店です。いわば一般庶民を対象とした店です。
なのにメニューが英語で書いてない。日本語で、じゃないよ、英語ですら書いてないんです。全部イタリア語。

いやいや、わかんねーよ。さすがにカルボナーラとかそういうのはわかるけど、小海老とルッコラの、みたいなのあるでしょ。そうなるとわかんなくなる。
それでもパスタとかピザなら、何とかならんこともないけど、サイドメニューとかぜんぜん想像もつかない。

これがスパニッシュ(スペイン料理)とかターキッシュ(トルコ料理)、さらにはタイ料理なんかになると、さらに苦しくなる。
向こうは、何しろ英語ですら書いてないレベルだからね、ご丁寧に料理の写真なんか貼り付けてくれてない。

大昔にジャケットだけを見てレコードを買うっつー「ジャケ買い」なんてもんがあったけど、それよりも酷い。何しろ文字だけだから。
読めもしない文字列だけで、あとは己の勘で料理を注文する。うーん、何でメシ食うだけでこんなギャンブルしなきゃいけないのか。

ただ不思議と、外れに出くわしたためしがない。
テキトーに注文してるだけなのに、それなりのモノが運ばれてきて、食ったら美味かった、みたいなことばかりでした。

さ、食った食った、となったら、次はお会計なんだけど、会計自体はたいして難しくない。店員呼んで、伝票だしてもらって、カードと一緒に渡す。
あとはカードとレシートを持ってきてくれるので、これで支払い終了。
これも最初は怖かったけどね。とくに目の前でカードの処理をしないってのは、日本人にとっては怖いですよね。

さあ、ここで一番の問題、チップです。
まず絶対チップが必要なのかといえば、そんなことはない。というのはサービス料が料金に含まれている場合は払う必要がないのです。だから伝票要チェック。サービス料が含まれているのにチップまで払ったら二重になってしまいます。
(もっとも親切な店員さんなら教えてくれますが)

額は、まァ、1割で十分です。もうちょい高級なレストランならもっと出すべきかもしれないけど、所詮はチェーン店だからね。
これをテーブルの上に置いて帰るだけなのですが、こういう時に限って、ないんだな。何がって、小銭が。

前回書いたように、イギリスで現金を使うことは、まずない。当然レストランだってカード払いです。
だから意外と小銭の持ち合わせがなかったりする。
20ポンドなら2ポンドですか、そのくらいは用意してレストランに行かなきゃいけない。面倒くさいね。

あ、ご存知かもしれませんが、全部が全部かは知らないけど、支払いにチップを含めてって店員にいえば可能です。つまりチップのカード払いね。
でもやったことない。これこそワタシの英語力で伝わる可能性はゼロだと思うから。

最後に味ですが、そりゃ本場のものに比べたら落ちるのかもしれないけど、美味い店は結構あります。
具体的にどの店、みたいな話はまた今度。

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