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~これでも仕事用です~

おとうさん!

Gumi-chan1961関連

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今回はグミちゃんのお父さんのことを書いてみたいと思います。
ということはカズミ・アカオの父君のことを語ることになるわけですが。
まずは以前書いた、グミちゃんのお父さん、青田富夫のことを引用しておきます。


本名 青田富夫。1921年1月19日生まれ。1961年時40歳。
松浜市立楠木尋常小学校→松浜市立楠木高等小学校→松浜市立楠木中学校(旧制中学)を経て、気象庁に入社。
終戦を機に気象庁を退職し、地元の松浜市にて自転車店を起業。屋号は「青田自転車店」(創業時は青田輪業)。
初期はまだ自転車が普及していない時期だったため、荷車の修理で生計を立てていた。
1947年、西麻子と結婚。1950年、長男登志夫誕生。1955年、長女グミ誕生。1961年、次男誠誕生。
1960年頃より、自動車のタイヤも取り扱うようになる。
普段は寡黙で温厚だが、実はグミ以上の変人。


現実とGumi-chan1961の世界は6年のタイムラグがありますから、実際の生年はもう少し後で、細部も変更してあります。
で、実際はどうだったかを書いていこうかと。

カズミ・アカオの父君の名前はグミちゃんのお父さん同様「トミオ」です。
他のお母さん、お兄ちゃん、そしてグミちゃん自身、すべて架空の名前にしているのに、お父さんだけは実名。
ワタシは最初、お父さんも仮名にした方がいいんじゃないかと思ったのですが、カズミ・アカオの強い要望でお父さんだけ実名になりました。理由は、・・・よくわかりません。

Gumi-chan1961の設定では「終戦を機に気象庁を退職」したことになってますが、実際は1947〜1948年頃までは在籍したようで、いきなり店を構える、というようなことはせず、どこかでタイヤや自転車にかんしての店で修行したようです。
この辺は6年のタイムラグを埋めるために「駆け足」になってしまいました。

もちろんグミちゃんのお母さん=カズミ・アカオの母君と結婚したのは1947年ではなくずっと後で1954年です。

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↑ 新婚当時の写真。大阪で個展をやった時にこの写真をパネルにしたのですが、それを見たカズミ・アカオの母君「お父さん、今こうやって見たら意外とイケメンやったんやなぁ」。イケメンって。たしかに男前なのですが。

トミオさんは最初から自動車関係の店がやりたかったらしい。
「これからは自動車の時代!」ということに目をつけたのは先見の明だと思いますが、だからと言って気象庁(じゃないけど、詳しくは次回)を退職するってのは思いっきりが良すぎで、この大胆さは見事にカズミ・アカオに受け継がれました。

トミオさんは修行を終えた後、自身の故郷でもある福井県小浜市で自分の店を始めるわけですが、店を構えたのは数年前まで沼だったところを埋め立てた場所だったらしい。
だから安く借りれたのですが、いくら安くても商売が成り立たないと話になりません。
しかしトミオさんには勝算があった。

この辺りはもう少し説明が必要になります。
昔はそういう場所が多かったのですが、小浜市も例外ではなく、駅前より少し離れた海沿いの場所の商店街が一番栄えていたらしい。
しかしトミオさん、これからの時代、駅前の方が栄える、と読んだのです。
この目論見は見事に当たるのですが、他にもこの手のエピソードが多くあり、終生「勝負勘」に優れていました。

しかし勝負勘はあれどトミオさん、身体が弱かった。これを支えたのが「異様なほど身体が強い」カズミ・アカオの母君で、つまり身体は弱いが勝負勘に優れて決断の早いトミオさんと、パワフルなその妻のコンビで店を成長させたのです。

私生活のトミオさんは相当変わり者だったといいます。
何しろワタシがカズミ・アカオと知り合う10年以上も前に亡くなっているので、実際にお目にかかったことはないのですが、カズミ・アカオの印象では「とにかく変な人」だったらしい。変人さにかけてはカズミ・アカオも相当なもんだと思うけど。

カズミ・アカオがイタズラでソースとしょう油の中身を入れ替えたのを「ほう!そんなことを思いついたんか!アンタは天才やなぁ!」と褒めたり、かと思えば普段は温厚も温厚なのに、ヤクザと喧嘩してパトカーに乗せられて血だらけで家に帰ってきたり、カズミ・アカオの母君ですら「何を考えてるのかわからん」というような人だったようです。

トミオさんには他にも変なクセがあって、カズミ・アカオの顔を見ると頭を撫でながら「ワーターシ(何故か娘のことをこう呼んでいた)、ご飯食べたんケ?」と必ず聞いたそうです。
ま、幼少の頃ならわかるのですが、カズミ・アカオが成人してからも、ずっと同じ調子だったと。

さすがに大の大人が頭を撫でられてこんなことを言われることにたいしてムッとしたそうで、高校に上がる頃から、頭の手を払いのけるようになったらしい。
しかしこのことをカズミ・アカオはずっと後悔しています。
「何でそれくらいのことで、あんなに怒ってしまったんやろ」と。

トミオさんの中では、カズミ・アカオはずっと子供のまま、つまりグミちゃんのままだったのでしょう。
だからGumi-chan1961は、トミオさんの夢の中の世界なのかもしれません。
一番幸せだった頃で時間が止まった夢の世界。つまりGumi-chan1961はトミオさんが中心の世界でもあるのです。

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